あの
リバーワールドが映画化されてた事をTSUTAYAで初めて知る。
日本未公開ってことであまり期待できないけど、とりあえずDVDを借りて観てみる。
リバーワールド
インターフィルム(2005/11/4)
2003年作品(日本未公開)
原作は
フィリップ・ホセ・ファーマーの傑作SFシリーズ。昔は早川SF文庫から6冊ほど出ていたのだが今は絶版の模様。
舞台は何者かが創り上げた河が延々と続くリバーワールド。そこに原始時代から二十何世紀だかまでに生きた全ての人間が復活させられるという壮大な設定。
人々はそこに新たな社会を築き、ある者は人類復活の謎を追う。何しろ全人類が復活してるから歴史上の人物も全て登場可能という設定の勝利のような話しなんだが、ストーリも十分面白かったと記憶している(ただ、20年以上前に読んだんで記憶が・・・)。
肝心の映画は予想では、原作の設定を一部拝借しただけのまったく別もの、だったのだけど、意外や原作を尊重している。
特に冒頭は原作のイメージに近く、期待が高まる。
しかし・・・話しが展開し始めると一気にスケールダウン(涙)。一巻ではなく二巻の『わが夢のリバーボート』をベースとしたのは良い選択と思うのだが、どうにも平凡な話しになってしまった。
途中で気付いたのだが劇場用ではなくTV映画なんだな。CMが入ったらしき切れ目がある。
たぶん評判良ければシリーズ化も考えられていたのだろう、いかにも「続く」という感じで映画は終わる。たぶん、続編は作られてないのではないだろうか・・・
結局、原作ファンは不満、原作知らない人には何だかわからない映画になってしまったような。
posted by TOYO at 02:56| 東京 |
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