インフルエンザによる子供の異常行動が問題になっているが、最近ではタミフルが原因ではないのでは?と言われているようだ。
だとしたら、私自身これを昔々に体験しているように思う。
今を去ること三十数年以上前の小学生時代のこと。今でも覚えているくらいに異常な体験だった。
私は40度近い熱で寝込んでいた。残念ながらインフルエンザかただの風邪かは明確でない。当時は子供が風邪で熱出してもそうそう病院にも行かなかった(少なくともうちは 笑)。
きっかけは夢だった。夢の中で『大変なことが起きた』or『大変なことをしてしまった』のだった。とにかく物凄く大変なことで、私は居ても立ってもいられず、飛び起きて、布団の上をグルグル歩き回っていた。
母親が大慌てで何か言っているのが感じられたが、頭の中は『大変だ、どうしよう、大変だ、どうしよう』が渦巻いており、それどころではなかった。
私は母親を振り切り、玄関まで移動し、またそこでしばらくうろつき回っていた。もしそこがベランダとかだったら、それこそ飛び降りてたかも知れないが、幸い玄関は一階であり、また外に出るのは踏みとどまった。
だんだん正気が戻ってくると、自分でも「落ち着かなくて」と思い始め、また大変な事は現実ではない、という事がわかりはじめてきた。しかし、頭でわかっても全然気持ちが落ち着かない。
自分に向かって『大丈夫、○○○は×××だ』と何度も聞かせていたのを覚えている。母親にも同意を求めたくて、一生懸命言うのだが、母親には訳のわからない事を口走っているとしか思えないらしく、夢だとか布団に戻ろうとか意味のない事ばかり(と自分には思えた)言うので、玄関の椅子に座り込んでなんとか落ち着くのを待った(玄関に電話があって、そこに椅子が置いてあった。そういえば当時は玄関に電話があるのが一般的だったように思う)。
ようやく落ち着いて寝室に戻れるようになって、初めて「ああ、夢を見てうなされたんだな」と思った。その時にはもう夢の内容は消えかけていて、何がそんなに大変だったのかもすぐに思い出せなくなった。ただ、落ち着くと全然つじつまの合わない話だった、と思ったことは覚えている。
この体験は一度ではなく数回あったように思う。ただ、玄関まで飛び出してしまったのは一回か二回くらいのはずだ。
実を言えば、子供の頃に高熱を出すと、この体験ができないか楽しみにしていた(笑)。それだけめったに味わえない不思議な体験だったのだ。
当然ながら当時はタミフルなどないわけで、やはり異常行動にタミフルは関係ないんじゃないかな、と思う。
2008年01月20日
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