ホテルの部屋に無料のLAN(有線)があると知って、旅先からブログの更新なんてやってみようかな、と思い立ったのがそもそもの始まりだった。
しかし、うちには気軽に持ち歩ける小型のノートPCが無い。南の島で仕事離れてのんびり過ごそうと言うのに大きなPCは無粋だ。
ならば携帯端末となるが、そうなると無線LAN。じゃあ、APを持って行って、無線LAN環境を構築だ。ところが、うちのAPはブロードバンドルーターと一体だから持ち歩くのはちょっと・・・ならば、小型のAPを買うか。きっと何時かは仕事とかでも役に立つだろう、と言い訳しつつ計画は進む(笑)。
小型の無線LAN APで候補に挙がったのは以下の三つ。理由は店頭にあったから(笑)
LAN-PWG/GAP (Logitec)
LAN-PWG/APR (Logitec)
GW-MF54G2 (PLANEX COMMUNICATIONS INC.)
LAN-PWG/GAPは純粋にAP機能のみで一番安い。
残りの二つはルータやコンバータの機能も付いている。なんとなくコンバータ機能は将来的に使う機会があるような気がする。そこで安い方のGW-MF54G2に決定。もう一つの理由は、端末はLinux Zaurusを使おうと思ったのだが、その無線LNAカードもプラネックス製なので、同じメーカが無難かな、と。

まずは家で実験。ここで一つ、しまったと思ったのは、マニュアルに記載の手順が以下のように書かれていたこと
(1) PCを有線LANにつないで、デフォルトゲートウェイのIPアドレスをチェック
(2) GW-MF54G2とPCを有線でつないで、本体のIPアドレス等を設定
(3) GW-MF54G2を有線LANに接続
ええと、この手順だと有線LANポートのあるPCが必要じゃないか。そんな物が手元にあるなら、わざわざ無線LAN環境なんて立ち上げない。
宣伝文句には「旅行や出張先のホテルなどで」とか「ゲーム機もパソコンも」とか書いておいてこれは何だと、思ったのだけど・・・
冷静に考えると、単純に無線LAN APとして使用するのに、IPアドレスの設定はいらないんじゃないか。厳密にはIPが適当なのは不味いんだろうけど、デフォルトの192.168.1.1なら問題ないだろう。あとの他の設定は事前に家で済ませて置けばよいのではないか。
と言う事でIPアドレスは設定しない、ということで、特に運用上は問題無し。
とりあえず無線LAN環境は立ち上がったが、長くなったので(続く)